リーマンショックにより破産に追い込まれた事例 外交為替の取扱、デリバティブの売買業 | 弁護士による会社の再生・破産の法律相談  

リーマンショックにより破産に追い込まれた事例 外交為替の取扱、デリバティブの売買業

業種 外交為替の取扱業者、デリバティブの売買業者
従業員数 2名
負債総額 約2億円
債権者数 5名

破産会社は、5名から約2億円を預かり、外国為替・株に投資し、短期で売り買いを繰り返していた。FXを利用していたこともあり、取引額は多額であった。当初は好調であったが、リーマンショックにより業績が急激に悪化し、破綻をした。

金銭を預けた債権者の中に一名、強硬な者がおり、隠し財産の存在を強く主張し、破産管財人である当職に、調査を依頼してきた。様々な根拠をあげて調査を依頼してきた為、一応すべての事項について確認、調査をした。債権者が強硬であったため、当職が破産管財人として間に入り、丁寧な説明を重ねた結果、最終的には一応の納得をしてもらった。

また、代表者2名はいずれも個人保証をしていたおり、同時に破産をしていた為、当該強硬な債権者から、その免責についても調査を強く求められた。結果、財産の隠匿及び浪費は見られず、免責が相当という意見を述べ、債権者にもその旨を説明し、一応の理解をしてもらった。

ポイント

様々な言い分を述べる強硬な債権者の主張を聞きつつ、調査をなし、説明を重ね、結果的に納得してもらうべく努力をしたことが最大のポイントであった。

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