会社破産・法人破産の手続きの流れ | 弁護士による会社の再生・破産の法律相談  

会社破産・法人破産の手続きの流れ

会社破産を弁護士に依頼したときの手続きの流れ

会社破産とは資金繰りに行き詰ったなど何らかの理由で債権者への支払が困難になり、会社を清算して債務をゼロにして貰う手続きのことです。その代わりに法人格は失う上に会社名義の財産は差押えされてしまいます。会社破産の手続きを進めるのが経営者ご自身では難しい場合は専門家である弁護士にご依頼します。弁護士に会社破産をご依頼するにはまずは弁護士事務所で法律相談を受けることから始めます。お電話やメールでもご相談は可能ですが直接相談したほうがベストです。会社破産について弁護士から詳しいご説明がありますので、十分納得してからご依頼します。会社破産を弁護士にご依頼されると債権者に向けて受任通知を発送します。債権者からの取り立てがストップしますので精神的に楽になることが多いです。債権者との連絡は会社破産をご依頼した弁護士を通すことになります。

会社破産に必要な書類の作成は弁護士にお任せが出来る

会社破産の手続きを開始するには書類の作成が必要です。裁判所への会社破産申立書は弁護士が代わりに作成していますので、経営者ご自身で作成しなくて済みます。経営者ご自身で作成して貰う書類については弁護士が適切なアドバイスを行います。会社破産では会社を清算しますので、従業員は解雇することが必要です。従業員の解雇する際は未払い賃金などの問題が起こりがちですが、弁護士がきちんとサポートしているので安心です。会社破産を裁判所の申立する際は弁護士が代わりに行いますので経営者ご自身で裁判所まで行かなくて済みます。裁判所に申立を行った後に会社破産手続きの開始決定が下され、破産管財人が選任されます。会社所有の財産は破産管財人によって管理され処分されて債権者への配当に充てられます。破産管財人は第三者である弁護士が選任されます。

手続き終了後は生活再建へ向けて新たなスタートを

会社破産の手続きが全て終了した後には全ての債務の支払いが免除されます。経営者ご自身の生活再建へ向けて新たなスタートを切ることが可能です。弁護士に会社破産をご依頼したときに掛かる期間は東京地方裁判所に申立を行った場合、会社破産申立から会社破産手続きの開始決定が下されるまで約1週間です。会社破産手続きの開始決定が下されてから債権者への配当に充てられるまでは約4か月から半年です。期間が掛かりますので事前に弁護士とよく打ち合わせをしておいて下さい。会社破産の弁護士費用の相場は約50万円から100万円と言われています。債権者数や債務額に応じて変わる弁護士事務所が多いです。弁護士事務所によっては分割払いが可能な所があります。弁護士費用のお支払が完了次第、全てのお支払から解放されます。

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